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2001 Fiscal Year Annual Research Report

大脳皮質構造形成機構におけるCNR遺伝子多重欠損マウスの解析

Research Project

Project/Area Number 13035054
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Research InstitutionOkazaki National Research Institutes

Principal Investigator

先崎 浩次  岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (30333280)

Keywords大脳皮質形成機構 / カドヘリン / 遺伝子欠損マウス
Research Abstract

CNRカドヘリンファミリーは大脳皮質層構造形成機構に必須のReelin分子の多重受容体として機能している。CNR分子群を欠損したマウスを作製し生体内でのCNR分子群の大脳皮質層構造形成機構における役割を明らかにすることを目的とする。CNRファミリーはマウスゲノム上に遺伝子クラスター構造を形成している。CNR遺伝子クラスターの2カ所にloxPを導入し、Cre-loxP系をもちいてCNRを複数欠損させたマウスの作製を行っている。現在までに、1カ所にloxPが導入されたマウスが作製されており、そのES細胞にもう一カ所loxPを導入したES細胞を、マウスにもどしキメラマウス作製を行っている。また、同様に他の部位にloxPを導入したES細胞を作製し、このES細胞についてもキメラマウスの作製を行いマウスの掛け合わせにより2カ所loxPが導入されたマウスの作製についても平行して行っている。
CNR多重欠損マウスの解析および各CNR分子の機能解析に用いることを目的として各CNR特異抗体の作製を行った。現在までにペプチド抗原を用いてウサギ抗CNRポリクローナル抗体が複数作製され、また、ラットおよびマウスを用いて抗CNRモノクローナル抗体を作製し、それぞれ8種類以上の抗体が作製された。異なるホスト動物種での各CNR特異抗体が作製されたことにより多重免疫染色が可能になり、それぞれのCNR分子群の蛋白質レベルでの解析によりCNR分子多様性と機能特異性を明らかにできるものと考える。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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