2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13052101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福田 裕穂 The University of Tokyo, 大学院・理学系研究科, 教授 (10165293)
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Keywords | ペプチド / 軸 / 植物発生 / 情報 / シグナル伝達 / フロリゲン / 植物細胞 / モデル植物 |
Research Abstract |
本領域研究では、平成13年〜18年にわたって、植物の軸形成・維持と情報伝達系について総合的に研究し、高等植物の発生の分子機構の解明を行ってきた。その結果、新たな小ペプチド、フロリゲンなどの情報伝達系の発見、軸を決める主要因子の発見など世界的な発見が相次ぎ、本領域の研究を世界のトップクラスにした。また、本領域の成果は、国内外の研究者から高く評価された。そこで、これら平成13年〜18年にわたる研究成果をとりまとめて、広く公表することを目指した。そのために、以下の事業を行った。 1.成果報告書の作成:計画研究班員、公募班員から本特定領域研究の5年間の各個人の研究成果を提出してもらい、それを冊子体としてまとめ、公表した。 2.一般向けの啓蒙書の出版:本研究の成果を分かりやすく国民に知らせるために、本研究成果のうち一般の人に興味深いと思われるテーマを10設定した。それを一冊の一般向けの本『植物の生存戦略-「じっとしている知恵に」学ぶ』(『植物の軸と情報』特定領域研究班編)として朝日新聞社から出版した。 3.本領域の成果を分かりやすく一般に知らせるために、2008年3月22日に札幌において「かたちと情報から植物の生存戦略を探る<若い世代に向けた植物学への招待>」というタイトルで、一般公開シンポジウムを行った。講演は、塚谷裕一(東京大学)葉のかたちを決めるもの、荒木崇(京都大学)花を咲かせる仕組み、東山哲也(名古屋大学)受精のメカニズムをとらえた、芦刈基行(名古屋大学)「第2の緑の革命」に向けての4題であった。
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Research Products
(1 results)