2001 Fiscal Year Annual Research Report
「情報洪水時代におけるアクティブマイニングの実現」の推進と評価
Project/Area Number |
13131101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
元田 浩 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00283804)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 高平 静岡大学, 情報学部, 教授 (20174617)
沼尾 正行 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (30198551)
有川 節夫 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (40037221)
鷲尾 隆 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (00192815)
津本 周作 島根医科大学, 医学部, 教授 (10251555)
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Keywords | データマイニング / 知識発見 / 機械学習 / 知識獲得 / データ収集 / ユーザインタラクション / 視覚化 |
Research Abstract |
活動実績は以下のとおり. 1.総括班会議,計画研究代表者会議を召集し,各計画研究の進捗度を評価し,必要な助言を与え,対策を講じた.総括班会議は2回,計画研究代表者会議は3回開催した.総括班会議では領域の全体計画を,代表者会議では各計画間にまたがる技術的な細部を議論した. 2.班内の計画研究間の調整を図るため,班会議を2回開催し中間成果を報告し,議論した. 3.本特定領域研究の成果の実証のため各計画研究で共通に利用する医療データとして千葉大学医学部附属病院医療情報部高林助教授より御提供頂ける肝炎に関する医療データを使用することを決定した. 4.医療データ解析に関係し,新しい医療行為として注目されているEvidence Based Medicine(EBM)(エビデンス(科学的根拠)に基づいた医療)に関するセミナーを開催した. 5.人工知能学会第46回基礎論研究会,第54回知識ベースシステム研究会の合同研究会にてアクティブマイニングの特集を企画し,本特定領域の全計画研究から成果を発表した. 6.来年度に本特定領域研究者が中心となり組織する研究会2件,国際ワークショップ2件の計画を立案した.また,人工知能学会誌にアクティブマイニングの特集号を企画した. 7.年度末に本年度の成果を発表する公開シンポジウムを開催し,成果報告書を印刷した.
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Research Products
(14 results)
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[Publications] 山田誠二: "ページ情報エージェントの組織化によるWebブラウザの適応インタフェース"人工知能学会論文誌. 16. 46-54 (2001)
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[Publications] 北村泰彦: "動的情報メディエータのための知的情報収集手法"J84-D-I. 2001. 1256-1265
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[Publications] Chowdhury Rahman Mofizur: "Automated Bias Shift in a Constrained Space for Logic Program Synthesis"人工知能学会論文誌. 16. 548-556 (2001)
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[Publications] 松田 喬: "一般グラフ構造データに対するGraph-Based Inductionとその応用"人工知能学会論文誌. 16. 363-374 (2001)
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[Publications] Tu Bao Ho: "Visualization Support for User-Centered Model Selection in Knowledge Discovery and Data Mining"International Journal of Artificial Intelligence Tools. 691-713 (2001)
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[Publications] 和泉憲明: "オントロジーに基づくソフトウェアエージェントのパターン指向開発"電子情報通信学会論文誌. J84-D-I. 1181-1190 (2001)
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[Publications] 津本 周作: "医学における知識発見手法の可能性"情報処理. 42. 472-477 (2001)
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[Publications] Ning Zhong: "Dynamically Organizing KDD Process"International Journal of Pattern Recognition and Artificial Intelligence. 15. 451-473 (2001)
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[Publications] 鈴木英之進: "サポートベクターマシンに基づく医療データからの事例発見"オペレーションズ・リサーチ. 46. 243-248 (2001)
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[Publications] Takashi Okada: "Discovery of Structure Activity Relationships using the Cascade Model : The Mutagenicity of Aromatic Nitro Compounds"Journal of Computer Aided Chemistry. 2. 79-86 (2001)
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[Publications] 大澤 幸生: "Webに潜む創造的意志決定のチャンス"人工知能学会誌. 16. 530-534 (2001)
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[Publications] Taku Kudoh: "Chunking with Supprot Vector Machines"Proceedings of the Second Meeting of North American Chapter of Association for Computational Linguistics. 192-199 (2001)
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[Publications] Huan Liu: "Instance Selection and Construction for Data Mining"Kluwer Academic Publishers. 416 (2002)
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[Publications] Takao Terano: "New Frontiers in Artificial Intelligence"Springer-Verlag. 553 (2002)