2002 Fiscal Year Annual Research Report
DMFCによる環境低負荷型高効率エネルギー変換の新展開
Project/Area Number |
13134101
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山崎 陽太郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50124706)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 紳好 群馬大学, 工学部, 助教授 (70217678)
金村 聖志 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30169552)
辰巳 敬 横浜国立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30101108)
石谷 久 慶應義塾大学, 大学院・政策メディア研究科, 教授 (70013703)
小宮山 宏 東京大学, 工学系研究科, 教授 (80011188)
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Keywords | DMFC / 小型燃料電池 / 電極触媒 / イオン伝導性膜 / メソポーラス炭素 / スタック構造 |
Research Abstract |
今年度は本領域の発足第2年目にあたり、各計画研究班においても設備が整い徐々に興味あるデータが出始めている。総括班としては、全体会議(第3回:平成14年7月2日(火)、第4回:平成14年12月3日(火))および班会議(全体会議と同日)を主催し、各計画研究班員による研究発表をおこない、進捗状況の把握をおこなうとともに、国内外における研究動向について情報の提供をおこなった。これらはオープン形式でおこなわれ、大学のみならず産業界からも多くの参加者を得たことにより、本領域研究に対する関心の大きさを確認できた。さらに、本領域研究に深い関わりをもつ複数の領域外研究者による講演会を実施し、広く意見交換をおこなうことによって、班員の研究意欲の向上をはかるとともに、社会における本領域研究のスタンスの把握に努めた。一方、海外における最新の研究動向調査のため、アメリカ電気化学会秋季大会(平成14年10月20日-25日、ソルトレークシティ)および国際燃料電池学会(平成15年2月19日-22日、ミラノ)に出席した。一方、電気化学会会誌(Electrochemistry Vol.70,No.12)の特集号「携帯機器用小型燃料電池」のゲストエディターとして山崎領域代表が参画し、本領域からも多くの研究者が参加して英文による論文特集号が発刊された。さらに、本年度の研究成果をまとめた「平成14年度成果報告書」を平成15年3月に発行した。この他にも、情報収集・処理のためのコンピューター機器類の整備をおこなった。
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Research Products
(1 results)