2001 Fiscal Year Annual Research Report
子どもの心身活性化増進に寄与する環境整備に関する研究
Project/Area Number |
13305041
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
仙田 満 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (60179364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服部 明世 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (00319568)
矢田 努 愛知産業大学, 造形学部, 教授 (30288568)
井上 寿 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (70282837)
奈須 正裕 立教大学, 文学部, 助教授 (40260989)
才村 純 日本子ども家庭総合研究所, ソーシャルワーク研究担当部長
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Keywords | 子ども / 活性化 / 環境整備 / 都市環境 / 空間整備 / 社会システム / 成育環境 / 小学校 |
Research Abstract |
各小委員会において、都市、建築、社会システム等の観点を踏まえて、全国的な子どもの環境を把握するために適切と考えられる調査対象小学校をリストアップし、その中から72校に対して調査を依頼し、42校より学校教育の現状や学校施設の現況等についてのアンケート調査票を回収した。そこでは、児童数、職員数、校区図、学校施設概要(平面形状、面積等を含む)、経営方針、カリキュラム、綜合的な学習(生活科)等特色ある授業の実施状況安全管理、保健室利用状況、身体測定データといった詳細な資料を収集した。 このうち関東周辺の26校については、地域の遊び環境の現状、体験プログラム等の実施状況、学校施設の安全管理の現況、休み時間の子どもの遊びの現状などについて、インタビューや観察調査を実施した。 また心身成育状況小委員会を中心に、平成14年度実施予定の子どもの活性状況に関するアンケート票について、評価指標と質問項目の検討を進め、アンケート票の試案を作成し、首都圏近郊の2小学校において、プレテスト(事前調査)を実施した。 さらに今年度調査校に対して、平成14年度の子どもワークショップなどの調査について、調査依頼と調査準備の協議をおこなった。 これらの調査・協議にもとづき、子どもの居場所に対する親の認識、子どもと大人のコミュニケーションの成立状況、不審者進入に対する小学校の認識、休み時間の子どもの遊び行動などについて、建築および都市的視点から分析を行い、いくつかの有意義な知見を得た。また来年度の本格的な全国調査に向けての下準備が整った。
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