2001 Fiscal Year Annual Research Report
倫理的判断を基盤として看護ケアを支援する看護倫理の教育モデルの開発
Project/Area Number |
13307070
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
野嶋 佐由美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00172792)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川上 理子 高知女子大学, 看護学部, 助手 (60305810)
中野 綾美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (90172361)
鈴木 志津枝 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00149709)
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Keywords | 看護倫理 / 倫理判断 / 看護教育 |
Research Abstract |
「標準的な看護倫理に関する教育内容」(主要概念、倫理原則、看護ケアの分析視点などの基礎的な知識、倫理的判断能力、教育方法など)を明確化する目的で、看護系大学及び短期大学の看護教員を対象とする調査を基に、いくつかの大学をexamplorとして取り上げ、改善するべき点などを考案し、看護基礎教育に必要な教育モデルの構築を行っている。また諸外国の看護倫理教育に関する調査をも行うべく、継続調査中である。 また「疼痛」「感染」「抑制」など倫理的判断を必要とする日常的な看護ケアが講義・演習・実習の中で、どのように教育されているかの実態を明らかにする調査を行うために、これらの現象に関する「倫理的判断を踏まえた看護ケア」モデルを作成しつつある。このモデルをひとつの基盤として、看護教育者や実践者にアンケート調査を行うべく、アンケート調査票を作成中である。
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