2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13410058
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Research Institution | Tokyo Woman's Christian University |
Principal Investigator |
御堂岡 潔 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (60174083)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 慎一 東京女子大学, 現代文化学部, 助教授 (20297435)
竹下 俊郎 明治大学, 政治経済学部, 教授 (20163397)
川上 善郎 成蹊大学, 文学部, 教授 (00146268)
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Keywords | 政治行動 / メディア・コミュニケーション / 情報行動 / メディアの多様化 / 民主政治 / インターネット / 代替と補完 / フレーミング |
Research Abstract |
本年度、おこなったことは、以下の通り。 (1)定例研究会等:定例研究会(11回)およびメールでのやりとりにより、具体的な研究計画の立案、研究状況の情報交換等をおこなった。 (2)調査1:事例調査の一環として、ネットを利用したインタビュー調査をおこなった。対象は、東京都に住む30代以上の男女30名。内容は、政治に関して重要と考えられる争点、政治に関する情報の利用と満足などである。 (3)調査2:20代の学生を対象に、グループインタビューをおこなった(1回)。内容は調査1と同じ。 (4)調査3:無作為抽出による統計調査をおこなった。対象は、東京都に住む20歳以上の個人1000名。内容は、調査1・2と同様の内容に加え、「メディア利用の変容(代替と補完)」、「フレーミング」などの仮説を検証するものであった。 (5)調査4:インターネット・ユーザー調査をおこなった。対象は、東京都に住むインターネット・ユーザー1000名である。内容は調査3のうち、特にインターネットが関わる部分を中心におこなわれた。 (6)内容分析:調査3・4と同様の仮説を検証するために、テレビのニュース番組の録画をおこなった(調査と同時期)。対象は、NHKと民法2局の夜のニュース番組。また、ネットにながれた情報も、適宜、収集した。分析は、次年度となり、その際には、新聞(縮刷版)も分析対象となる。
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