2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13410138
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
長與 進 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40172564)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長縄 光夫 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (60068757)
原 暉之 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (90086231)
エルマコーワ リュドミーラ 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (70316032)
ハイロバ ユリア 広島市立大学, 国際学部, 教授 (00285420)
澤田 和彦 埼玉大学, 教養学部, 教授 (70162542)
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Keywords | 来日ロシア人 / 亡命ロシア人 / 白系ロシア人 / ロシア正教 / 文化交流 / 日露戦争 |
Research Abstract |
本科研グループを中心とした来日ロシア人研究会は、平成16年4月から平成17年2月までの期間中に、4回の研究報告会と1回の研究合宿を行った。平成16年4月3日-檜山真一「ネフスキイと佐々木喜善」、W・モロジャコフ「拓殖大学と亡命ロシア人」、笠間啓治「来日しなかったロシア人-目露関係史研究の今後の問題点にふれて」、6月5日-中嶋毅「ハルビン工業大学の歴史」、塚本善也「戦前台湾における日本正教会」、小林潔「日本学者ローゼンベルク研究に向けて」、9月14日-9月16日(長崎研究合宿)-長與進「チェコスロヴァキア軍団兵士の日本体験」、塚本善也「戦前台湾における日本正教会・大正昭和編」、石垣香津「ロシアの二人の画家と日本」、桧山真一「日露戦争時の佐世保・長崎のロシア俘虜」、長縄光男「長崎のニコライ大主教」、L'・シヴェツ「長崎の思い出」、松竹秀雄「稲佐とロシア」、小山内道子「日本統治下大連の白系ロシア人」、P・ポダルコ「モロゾフ家の日本人知人の研究をめぐって」、中村喜和「一ロシア旅行者の見た稲佐村」、松村都「ハルビン作家の大喧嘩」、小林潔「ローゼンベルクの伝記を補う幾つかのトピック」、太田丈太郎「サンクト・ペテルブルクの邦楽器について」、安井亮平「二葉亭四迷のロシア」、12月4日-澤田和彦「サンクト・ペテルブルグ調査旅行報告」、滝波秀子「アレクサンドラ・トルスターヤの来日と亡命ロシア人たち記-録されなかった交流-」、N・アナーリナ「わたしの日本(ロシア語)」、平成17年2月5日-中村喜和「ペテルブルグの榎本武揚公使-「お宅状」から見る人となり」、鈴木明「ダビッド・ブルリュークについて」、佐藤静恵「古今和歌集をロシア語で歌う(独唱会」。これらの研究成果の一端は、平成17年3月に刊行予定の論文集『共同研究 ロシアと日本』第6集に掲載される。
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Research Products
(9 results)