2001 Fiscal Year Annual Research Report
光波の3次元空間コヒーレンス構造を制御する新しい光トモグラフィーの基礎研究
Project/Area Number |
13450029
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
武田 光夫 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (00114926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 洋子 電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (50281655)
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Keywords | コヒーレンス / 干渉計測 / 光モトグラフィー / 空間光変調器 / 3次元形状 / 光応用計測 |
Research Abstract |
本研究は,空間的な広がりを持つ光源の輝度分布と位相分布を各点ごとに独立に空間変調することにより光波の伝搬軸方向の波動場の空間的コヒーレンスの3次元構造を自由に制御する技術を開発し,それにより,「光波の伝搬軸方向に所望の距離へだてた特定の2平面上の光波動場の間に選択的に高い空間的コヒーレンスを生じさせる」という新しい原理に基づく空間コヒーレンス制御断層映像法を提案し,その有効性を理論と実験により検証することを目的とする. 上記の目的を達成するために本年度は以下の事項を実施した. 1.所望の3次元空間コヒーレンス構造を生成させる光源の空間分布の設計と,そのための光設計論的視点に立った3次元空間コヒーレンス理論の構築. 2.3次元空間コヒーレンス構造を計算するためのシミュレーションコードの開発. 3.空間光変調器を用いて任意の空間的コヒーレンス状態の面光源を人工的に合成する技術の開発. 4.光波の伝搬軸に垂直な特定の2平面上の光波動場の間に選択的に高い空間的コヒーレンスを生じさせる光源と光学系の設計とシステムの試作. 5.前記システムを用いた3次元空間コヒーレンス構造の選択的形成技術の実証実験.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Wei wang: "Synthesis of longitudinal coherence functions by spatial modulation of an extended light source: a new interpretation and experimental verification"Applied Optics. Vol.41 No.10(印刷中). (2002)
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[Publications] Wei wang: "New principle for optical tomography and profilometry based on spatial coherence synthesis with a spatially modulated extended light source"Proceedings of SPIE, Advanced Photonic Sensors and Applications II (Singapore). Vol.4596. 54-65 (2001)
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[Publications] 小崎 寛和: "光源の空間強度分布を制御することによる伝搬軸方向のコヒーレンス関数の合成"日本光学会Optics Japan 2001 講演予稿集. 297-298 (2001)