2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13470028
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
竹島 浩 久留米大学, 分子生命科学研究所, 教授 (70212024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 公一 久留米大学, 分子生命科学研究所, 助手 (50330874)
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Keywords | リアノジン受容体 / Ca^<2+>ストア / 興奮収縮連関 / Ca^<2+>チャネル / 三つ組構造 |
Research Abstract |
計画調書に記述した実験計画に従い、平成13年度は以下の研究を遂行した。 1.3型リアノジン受容体の機能解析(Mol. Cell. Neurosci.17,921,2001;J. Biol. Chem. in press2001) 我々の以前の実験で、3型リアノジン受容体欠損マウスは数種の記憶学習テストで能力の低下が観察されている。中枢系の機能レベルにおけるその機構を解析するため、海馬領域の長期増強(LTP)に着目して解析を行った。変異マウスではAMPA型グルタミン酸受容体の活性の低下に起因するLTPの減弱が明らかになり、個体レベルでの記憶学習の能力低下の原因となるものと推定された。一方、3型リアノジン受容体は骨格筋にも低レベル発現している。蛍光Ca2_+測定実験にて、新生児の骨格筋細胞では3型リアノジン受容体は生理的Ca2_+シグナル増幅機構に寄与することも明らかにした。 2.1型ジャンクトフィリンの機能解析(Mol. Cell 154,1059,2001) リアノジン受容体の生理的活性には、ジャンクトフィリンによる結合膜構造が必須であると考えられる。骨格筋に発現する1型ジャンクトフィリンの欠損マウスは授乳が出来ずに、生後すぐに死亡する。これは結合膜構造である三つ組の形成阻害、それに伴うリアノジン受容体の活性不良に起因することが示された。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 志牟田 他5名: "Postsynaptic modulation of AMPA receptor-mediated synaptic responses and LTP by the type3 ryanodine receptor"Mol. Cell. Neurosci. 17. 921-930 (2001)
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[Publications] 伊藤 他6名: "Deficiency of triad junction and contraction in mutant skeletal muscle lacking junctophilin type 1"J. Cell. Biol.. 154. 1059-1068 (2001)
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[Publications] Yong 他6名: "RyR3 amplifies RyR1-mediated Ca^<2+>-induced Ca^<2+>release in neonatal mammalian skeletal muscle"J. Biol. Chem.. (印刷中). (2001)