2001 Fiscal Year Annual Research Report
動脈管に存在する、酸素で閉じるカリウムチャンネルに関する分子生物学的研究
Project/Area Number |
13470214
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
中西 敏雄 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (90120013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相羽 純 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (80138891)
松岡 瑠美子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (50120051)
萩原 誠久 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (00180802)
中沢 誠 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10075567)
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Keywords | 動脈管 / カリウムチャンネル / 酸素 / クローニング / 遺伝子 |
Research Abstract |
1.動脈管にのみ発現しているKチャンネル遺伝子の検索: 1)分子生物学的研究 牛胎仔から動脈管を摘出し、mRNAを抽出し、cDNAライブラリーを作製した.その中から、Kチャンネルのαおよびβサブユニット部分より作製したDNAプローベを用い、Kチャンネルに関係した遺伝子をスクリーニングした.現在、Kチャンネルのクローニング中である. またDifferential display法を用いた遺伝子検索も行った.即ち、牛胎仔から動脈管、肺動脈、大動脈を摘出し、mRNAを抽出した.RT-PCR法を用いてcDNAを増やした後、蛍光イメージアナライザーを使用したDifferential display法を用いて、動脈管にのみ発現している遺伝子を検索した.現在、その中から、Kチャンネルのαおよびβサブユニット部分より作製したDNAプローベを用い、Kチャンネルに関係した遺伝子をスクリーニング中である. 2.アフリカツメガエル卵母細胞を用いた機能発現法によるKチャンネルクローニング: アフリカツメガエルの卵母細胞を用い、動脈管Kチャンネルの遺伝子発現を調べた. Total mRNAを蔗糖濃度勾配により分画し、各分画mRNAを卵母細胞に注入し、酸素感受性Kチャンネルの発現をみた分画からcDNAライブラリーの作製を行ったのち、cDNA,cRNAをアフリカツメガエル卵母細胞に注入して酸素感受性Kチャンネルの発現をスクリーニングし、クローニングを試みている.
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