2001 Fiscal Year Annual Research Report
中高年のウエイトサイクリングと生活習慣病危険因子の変動との関連に関する縦断的研究
Project/Area Number |
13470527
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
桂 敏樹 京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00194796)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 美江 京都大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (50197688)
星野 明子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (70282209)
右田 周平 山形大学, 医学部, 助手 (50302295)
片山 由美 京都大学, 医療技術短期大学部, 助手 (90185819)
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Keywords | 中高年 / ウェイトサイクリング / 生活習慣病 / 危険因子 / 縦断的研究 |
Research Abstract |
平成13年度は補助金交付初年度で研究課題のウェイトサイクリングの定義を明らかにするためにデータベース(medline、医中誌など)を用い文献検索を行ない国内外の人間を対象にしたウェイトサイクリングに関する文献約120編を収集し、その定義を検討・分類し今回の研究でウェイトサイクリングをどのように定義するか明確にし整理した。これによって本研究ではどのような定義に基づいてウェイトサイクリングを規定し、定義による変数の作成やそれを用いた分析方法等を具体化することを進め、その後の統計解析方法を明確にした。 一方で、体重、生活習慣病関連の検査成績(血圧、血清脂質等)、生活習慣、基本属性、既往歴等からなる複数年にわたり、かつ多数の対象のデータファイルを作成するためにデータの収集作業、入力作業とファイルの編集作業を行なった。 その結果、6年間の全てのデータが揃った多数の対象のデータファイルがほぼ完成し分析を行なうための準備を終えた。さらに共同研究者等と検討を重ね、対象を交絡因子である性および年齢階級でどのように区分しウェイトサイクリングと生活習慣病危険因子の変動との関連を分析するかや、ウェイトサイクリングに関連する生活習慣、疾病等をどのようにコントロールし分析するのが妥当かなどを明確にした。
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