2001 Fiscal Year Annual Research Report
児童期の心身発達に関する体育心理学的研究-四半世紀に及ぶ精神作業検査結果を中心に-
Project/Area Number |
13480008
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
船越 正康 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10030454)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡澤 祥訓 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (40110978)
和田 尚 京都教育大学, 教育学部, 教授 (60029733)
千駄 忠至 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (60137304)
兄井 彰 福岡教育大学, 教育学部, 講師 (20258560)
滝 省治 甲子園大学, 経営情報学部, 教授 (30188106)
大黒 敏春 常盤会短期大学, 幼児教育科, 教授 (40123591)
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Keywords | 児童期 / 心身発達 / 縦断的研究 / 体育心理学 / 行動特徴 / 内田クレペリン精神作業検査 / 学年別平均曲線 / 精神健康度 |
Research Abstract |
本研究では,四半世紀にわたって内田クレペリン精神作業(UK)検査結果を残した児童2800人を対象として,その結果と教師による行動観察記録との照合を試みる。児童の心身発達の特徴が,UK法による人間理解を中心に4大項目・4中項目・25小項目毎に明らかにされる。中心となる分析手法は,UK曲線の学年別平均曲線の統計的解析であり,運動優秀児と遅滞児,身体の大きい子と小さい子等を対比しながら,精神的健康水準の推移を一覧可能にする。 本年度は,UKデータ処理システムを立ち上げたが,データ読み取りソフトの精度が予算内では十分に上がらず,入力と修正作業に大幅な時間を費やした。年度末に漸く25期中24期のデータベースを確保した段階であり,分析成果は次年度以後に公表予定である。
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