2001 Fiscal Year Annual Research Report
幼児・児童の国際的な『百のことば』とニューメディアを活用した多面的表現活動の研究-聖和大学プロジェクト・アイとハーバード大学プロジェクト・ゼロの比較を軸に-
Project/Area Number |
13480065
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Research Institution | Seiwa University |
Principal Investigator |
石垣 恵美子 聖和大学, 教育学部, 教授 (20078877)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉置 哲淳 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50116167)
瀧川 光治 聖和大学, 教育学部, 研究科助手 (40340939)
島田 ミチコ 聖和大学, 教育学部, 教育学部長・教授 (90170951)
二見 素雅子 大阪キリスト教短期大学, 幼児教育学科, 専任講師 (90310672)
秋田 喜代美 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (00242107)
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Keywords | 子ども / レッジョ・エミリア / ニューメディア / パソコン画 / 韻文詩 / 散文詩 / 表現 / 国際交流 |
Research Abstract |
平成13年度の当研究の5つの計画は、ほぼ達成した。 1)WABページの立ち上げ:名称=IVY CLUB URL http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/4724 なお、Reggio-L(レッジョ・エミリア・デイスカッション・グループ)のWEBページにも入会して海外の研究者たちと意見交換を行った。 2)ハーバード大学プロジェクト・ゼロについては、2001年10月30日、石垣がNAEYC(米国幼児教育学会)にて同プロジェクトのMardell氏の口述発表と討議に参加。12月15日、研究分担者・秋田(東京大学)が聖和大学にて発題。 3)レッジョ・エミリア研究:理論=2冊の文献を翻訳(石垣、玉置、二見、島田、瀧川他) (1)5月、東京で開かれたレッジョ・エミリア展を視察。 (2)日本保育学会(5月)と日本乳幼児教育学会(11月)にて口述発表。 実践=レッジョ・エミリアに関する小展示会を聖和大学大学院内にて開催。月1回、プロジェクト・アイ懇話会を開いてミニ・シンポジウムを行った。研究協力者の鳥越信氏も毎回参加して、児童文学の側面より助言や意見を述べた。 スタディ・ツアー=カナダ人のツアーに石垣が参加。日本旅行社企画のツアーに二見が参加。 4)子どもとニューメディアおよび詩歌的表現の研究実験 (1)聖和大学大学院にパソコン画と詩歌(韻文詩)の実験室を設け、週1回、子ども(幼児、小学生)を集めて実験を行い、成果を上記のIVY CLUBのホームページに掲載。 (2)大阪府下の保育所3園にて自由画と詩歌(散文詩・口頭詩)の観察取材を定期的に行い、ビデオに収録し分析(研究分担者:玉置)。 5)オラニーム研究センターとの交流:電子メールを用いて行い、エルハシド氏とレヴィン氏は度々長い論文を送ってきたので、翻訳して研究分担者と研究協力者に配布し、勉強会を行った。 その他: ◆参考文献として元ハーバード大学研究員ハロウエイの著書「幼年期の教育の多様性と変化;日米文化モデルの比較と論議」の読書会および翻訳を行った。 ◆カナダの機関誌に論文を発表。
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Research Products
(1 results)