2002 Fiscal Year Annual Research Report
日本近代史料情報機関設立の総括的かつ細目に関する研究
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13490012
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
伊藤 隆 政策研究大学院大学, 政策情報研究センター, 教授 (30011323)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
季武 嘉也 創価大学, 文学部, 教授 (40179099)
有馬 学 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80108612)
御厨 貴 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (00092338)
武田 知己 政策研究大学院大学, 政策研究科, 特別研究員(PD)
梶田 明宏 宮内庁, 書陵部, 主任研究官
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Keywords | 日本近代史 / 史料情報機関 / 史料所在情報データベース |
Research Abstract |
1、ホームページの充実 以前より開設しているホームページ(http//:kins.grips!och.ac.jp)に情報を追加するなど、その充実をはかった。 2、ヒアリング調査 史料所在に詳しい研究者を本年度は合計4名(元財務省大森とく子氏、日本労働研究機構高梨昌氏、法政大学二村一夫氏、佐賀大学永島広紀氏)を招聘し、ヒアリングを実施した。その内容は現在校正中であり、4月に提出予定である研究成果報告書に全文掲載する予定である。 3、史料所在調査 史料所在情報を収集するため、本年度は3ヶ所(香川県、富山県、島根県)に出張した。また、昨年度に引き続き中央官公庁に対し、所蔵史料の問い合わせを行った。その他、本研究の成果を中心にして『日本近現代人物史料情報辞典』(仮題)という刊行本を出版する予定で、そのため精力的に個人所蔵の史料を調査した。 4、史料整理 多くの研究協力者に手伝ってもらって、収集した史料群約20文書の整理を行った。その量は膨大であり、今後の研究の重要な基礎になる筈であるが、残念ながら作業は完結せず、今後も整理を続行する予定である。 5、研究成果報告書の作成 昨年度以降の研究成果をまとめるため、各種の作業を行った。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 西川 誠: "大正期の宮中席次"日本歴史. 648号. 37-56 (2002)
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[Publications] 小池 聖一: "「ワシントン体制」論再考"中央史学. 25号. 89-98 (2002)
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[Publications] 古川 隆久: "太平洋戦争期の日本社会における映画の役割"横浜市立大学人文科学紀要. 9. 1-25 (2002)
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[Publications] 有馬 学: "帝国の昭和"講談社. 396 (2002)