2001 Fiscal Year Annual Research Report
中詰廃タイヤWIB工法による環境振動対策工法の開発
Project/Area Number |
13555133
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
竹宮 宏和 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (10026156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細谷 多慶 アイサワ工業(株)術研究所, 施工技術研究室, 主任研究員
芦谷 公稔 (財)鉄道総合研究所, 技術開発事業本部・環境防災技術開発推進部, 主任技師(研究職)
花村 哲也 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (40325080)
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Keywords | 減振工法 / 廃タイヤWIB / フィールド計測 / 波動遮断 / フィールド実験 |
Research Abstract |
本研究では,振動の発生・伝播メカニズムを振動・波動理論から究明した環境振動評価・予測システムを構築し,コンピュータ支援による効果的な振動対策工法を中詰廃タイヤWIB工法で以って開発していくことを目的とした.具体的には,本年度の研究実施内容は, I.列車走行・交通による軌道・道路構造物-地盤系の動的シミュレータの開発し,パラメータ・スタディーを実施した.列車走行・交通による軌道・道路構造物-地盤系の動的解析のモデル化を有限要素法と層状粘弾性体で行った.荷重の速度と地盤内の波動の伝播速度との関係で波動場の性状を調べた.そして構造物の基礎下に本研究で提案する波動バリアー構造(中詰廃タイヤWIB)を敷設した状態の波動場の解析をコンピュータ・シミュレーションから実施し,その制振効果を中詰廃タイヤのサイズ,スペーシング,剛性をパラメータにして評価した. II.フィールド計測 (1)新幹線走行による沿線振動環境を対象として、現場アレー振動計測をすることで振動源の特性および地盤内波動伝播のメカニズムを究明した. (2)列車走行の振動計測データの波形解析から,走行速度と振動の強度の距離減衰,振動数成分の関係を成層地盤内の波動伝播の分散特性を評価した. III.振動対策工法廃タイヤWIBのフィールド実験 中詰廃タイヤWIBを地盤内に構築し,地表面の打撃によって衝撃波動の伝播を計測し,波動バリアー構造(中詰廃タイヤWIB)を施工したときの波動伝播の様相から遮断.距離減衰効果を評価した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 島袋深井ホルヘ, 竹宮宏和: "Inelastic seismic response of bridge pier : Effects of superstructure characteristic and soil layering"土木学会論文集. Vol.19, No.1. 11s-20s (2002)
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[Publications] 竹宮宏和, 児嶋基成: "高速列車走行に伴う軌道-地盤系の振動予測シミュレーション"土木学会構造工学論文集. Vol.48A. 7 (2002)
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[Publications] Takemiya, H, Shimabuku: "Application of soil-cement columns for better seismic design of bridge piles and mitigation of nearby ground vibration due to traffic"土木学会構造工学論文集,2002年3月. Vol.48A. 7 (2002)
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[Publications] 竹宮宏和, 前河隆太, 児島基成: "高速列車下の軌道-地盤系の2.5D FEMによる振動評価と制振法の検討"土木学会論文集. (2002)
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[Publications] Hirokazu Takemiya: "2.5D FEM application for predicting ground vibration due to high-speed train and mitigation by WIB"Proc. of the 8 East Asia-Pacific conference on structural engineering and construction. No.1070 (2002)
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[Publications] Hirokazu Takemiya: "Noise and vibration from High-speed Trains Chapter 15 HIGH-SPEED TRAIN INDUCED GROUND VIBRATIONS MEASUREMENT, THEORETICAL PREDICTIONAND MITIGATION, Chapter 15"Thomas Telford, U.K.. 347-393 (2002)