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2001 Fiscal Year Annual Research Report

閉じこもり防止のための生活行動(身体活動量の測定と運動指導)プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 13557031
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

辻 一郎  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (20171994)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐川 貢一  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (30272016)
永富 良一  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (20208028)
Keywords携帯型活動量測定計 / 加速度歩行計 / 呼気ガス分析法 / エネルギー消費量 / 平地歩行 / 登坂歩行 / 階段昇降
Research Abstract

今年度は、身体活動量および活動時の運動強度(エネルギー消費量)
今年度は、身体活動量および活動時の運動強度(エネルギー消費率)の簡便かつ高い精度で記録可能な携帯型活動量測定計の開発を共同研究者の佐川らとともに行っている。永富らは、活動量、エネルギー消費率を加速度情報、高度情報から算出するアルゴリズム決定のための基礎データを作成した。具体的には健常男性6名(平均年齢28.7±5.5歳、平均身長171.4±5.5cm、平均体重68.1±8.7kg)に呼気ガス分析装置を装着させ、トレッドミルを用いた平地および登坂歩行時のエネルギー消費量を測定した。さらに、そのうち5名に携帯型呼気ガス分析装置を装着させ、階段昇降時のエネルギー消費量を測定した。その際、従来型の加速度歩行計も装着させ、エネルギー消費量を測定した。トレッドミル歩行では、平地歩行(速度66m/min)および登坂歩行(速度66m/min、斜度3゜)を行った。階段昇降では、段差17.5cmの階段(120段:1〜7階)の昇降運動を最大速度で1往復行った。呼気ガス分析法によるエネルギー消費量に比べて、従来型の加速度歩行計によるエネルギー消費は、トレッドミル上の平地、登坂歩行において、有意に小さかった。特に登坂歩行では、加速度歩行計によるエネルギー消費量は、呼気ガス分析法によるエネルギー消費量の約40%に過ぎなかった。また、階段昇降においても、加速度歩行計によるエネルギー消費量は、上行、下行ともに呼気ガス分析法によるエネルギー消費量の約25%にしか過ぎず、この点が加速度歩行計の限界と考えられた。しかし、階段昇降後に数分間の酸素負債がみられることから、両者を単純に比較することはできない。このことは現在地開発中のソフトウエアにも反映させるべきものと考えられた。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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