2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13571011
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Research Institution | Shiga University |
Principal Investigator |
秦 由美子 滋賀大学, 経済学部, 助教授 (30263031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寄本 明 滋賀県立大学, 国際教育センター, 助教授 (30132278)
EARL Kinmonth 大正大学, 社会学部, 教授 (70317642)
JEREMY Eades 立命館大学, アジア太平洋研究学部, 教授 (80232106)
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Keywords | 研究・教育評価 / イギリス / 高等教育 / 継続教育 / イギリス教育行政 / 大学院 |
Research Abstract |
<基礎的研究を遂行する年度として位置づける> 1)日英両国における大学評価の理論と実践及び政府の政策を検討 イギリスにおける大学と大学評価機関(イングランド財政審議会(HEFCE)及び質保証機構(QAA)とイギリス教育技術省(DfES:前イギリス教育雇用省(DfEE))の理論と実践及び政策の検討。特に、旧大学(1992年以前からの大学)と新大学(1992年以降に大学に昇格した高等教育機関)における評価の格差、その格差から引き起こされる影響に留意する。ロンドン大学教育研究所・部長バーネット教授、高等教育研究・主任のモーリー教授との共同研究を実施。 3)大学評価機関とDfEE及び大学を主とした高等教育機関の訪問調査 リーグテーブルのトップと最下位に属する大学で、かつ伝統的大学、旧市民大学、新市民大学、1992年以降の新大学と分類しながら、各約2校ずつ訪問調査。 (オックスフォード、ロンドン、UCL、London School of Economics、マンチェスター、ブリストル、キングストン、バーンモス、サリー、サザンプトン、ポーツマス、オックスフォード大学経済研究所(新設)で面談を実施) 4)英国(HEFCE,CVCP,DfES-ロンドン、HEFCE-チェルトナム、HESA-ブリストル)において予備調査及び資料や図書の収集を実施。各機関のトップの人間との面談を実施。 5)国内の教育学会にて研究成果の発表を行う 関西教育行政学会第17回大会(日時:2001年12月9日、場所:キャンパスプラザ京都)のシンポジウム(「大学の再編と管理運営」)にて代表者:秦由美子が発表(「大学評価の実際と課題」)。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 秦 由美子: "イギリス:高等教育における教養教育の諸側面"大学研究(筑波大学). 第23号(初校中の為ページNo不知). (2002)
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[Publications] 秦 由美子: "イギリスにおける研究・教育評価"教育行財政研究. 第30号(初校中の為ページNo不知). (2002)
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[Publications] 秦 由美子: "イギリス高等教育における研究・教育評価"彦根論叢. 第335号. 71-89 (2002)