2004 Fiscal Year Annual Research Report
中国・琉球列島間のタカラガイ需要・供給に関する実証的研究
Project/Area Number |
13571038
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
木下 尚子 熊本大学, 文学部, 教授 (70169910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲元 眞之 熊本大学, 文学部, 教授 (70072717)
黒住 耐二 千葉県立中央博物館, 上席研究員 (80250140)
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Keywords | タカラガイ / 新石器時代 / 商周代 / 黄河流域 / 琉球列島 / 流通 / 威信財 / マクラガイ |
Research Abstract |
1.研究会の開催 2004年9月5日、北京の中国社会科学院考古研究所において昨年度の活動報告と、研究発表、報告書作成にむけての研究会を開催した。参加者は甲元眞之、黒住耐二、木下尚子(以上日本側)王巍、唐際根、鄭振香、徐広徳(以上中国社会科学院考古研究所)、李復雪(廈門大学)、王国道(青海省立博物館)、任暁燕(青海省文物考古研究所)の合計10名である。 2.補充調査の実施 2004年9月6日、中国社会科学院考古研究所で新石器時代前期の貝製品を調査し、9月8日から10日まで河南省の安陽工作站で出土タカラガイを調査し、9月11日から12日、福建省廈門で貝類生息について調査を実施し、9月13日から16日まで福建省博物館で関連資料を収集した。 3.報告書作成 2004年11月から中国側の原稿を日本文に翻訳、日本側原稿を中国語に翻訳する作業を開始した。台湾の貝類学者(頼景陽氏)に依頼して、貝類の台湾における学名の確認を行った。黒住耐二氏と共同で、貝類分布地図を作成した。調査報告と考察を編集して報告書を作成した。
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Research Products
(4 results)