2004 Fiscal Year Annual Research Report
現代社会に適合した歴史的建造物の多様な再利用の手法に関する研究-保存を前提とした文化財の活用に関する日独共同研究-
Project/Area Number |
13574011
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
斎藤 英俊 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (30271589)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 勇良 文化庁, 文化財部, 主任調査官
稲葉 信子 東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 室長 (20356273)
|
Keywords | ドイツ / 歴史的建造物 / 文化財 / 文化遺産 / 保存・活用 / 産業遺産 / 近代建築 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
平成16年度は下記の調査・研究・成果発表を行った。 1.平成16年度全国近代化遺産活用連絡協議会総会(会場:福岡県大牟田市)において、「産業遺産の保存と活用-ドイツの事例-」と題して講演を行った。成果は『平成16年(第7回)度全国近代化遺産活用連絡協議会シンポジウム報告書』(全国近代化遺産活用連絡協議会事務局、2004)として出版された。 2.Japanese-German Center Berlin他主催の国際会議"Urban Heritage and City Development"において"Preservation and Utilization of Historic Buildings in Japan"と題して発表を行った。成果は"Urban Heritage and City Development"において"Conference : Preservation and Utilization of Historic Buildings in Japan"(Japanese-German Center Berlin、2004)として出版された。 3.1月に斎藤および研究協力者4名で、ドイツにおいてアーヘン市のアーヘン大聖堂修理現場、ルードヴィッヒ博物館、ルードヴィッヒ・フォーラム(市立現代美術館:旧傘工場)、ケルン市のミュルハイム工場群、スペインの館(市立公会堂)橋の館(市立現代美術館:旧イギリス文化会館)、ライン河内陸港建造物群活用開発事例、デュッセルドルフ市のNRW州立現代美術館(旧州議会議事堂)、デュッセルドルフ・トーンハレ(コンサートホール:旧プラネタリウム)等の産業遺産・近代建築の保存活用事例の調査を行った。 4.平成13年度以来の収集図書および資料、写真のデーターベース化を行った。
|
Research Products
(2 results)