2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13610273
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Research Institution | HOKKAIDO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
小笠原 正明 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細川 敏幸 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (00157025)
西森 敏之 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (50004487)
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Keywords | 高等教育 / 教育改革 / 大学改革 / 教育評価 / 教育業績 / 授業評価 / ポートフォリオ評価 |
Research Abstract |
大学における教育と研究を調和的に発展させるためには,教育活動にかかわる業績を正しく評価し,教育に対するインセンティブを高める必要がある。このような問題意識から出発した本研究は,最終年度の本年度において,以下のような成果をあげた。 1)教育評価法の国際的比較:教育評価が早くから実施されている英国を中心に,米国や韓国の例について,評価関係者へのインタビューなどにより実情調査を行った。 2)教育および社会貢献に関する調査結果のデータベース化:学生による授業評価および教育貢献,社会貢献などのデータを属人的に集める総合的調査の在り方とその問題点について検討した。研究業績と同様データベース化を検討し・教員による端末入力などの省力化をはかることによって,毎年定期的に実施することが可能であることを明らかにした。 3)ポートフォリオのモデル:5,6年おきに教育・社会貢献についてまとめるポートフォリオのモデルを提案し,評価の精度と妥当性を検討した。 4)結論:以上の研究結果をとりまとめて,わが国の実情に即した教育業績評価システムについて提案を行った。
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[Publications] 小笠原 正明他4名: "大学教員の教育業績をどのようにして評価するか?"高等教育ジャーナル-高等教育と生涯学習-. 11号(印刷中). (2003)
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[Publications] 小笠原 正明: "ユニバーサル・アクセス時代の学士課程カリキュラム"高等教育研究. 6集(印刷中). (2003)
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[Publications] 西森敏之, 小笠原正明: "北大の全学教育はどのようにして行われているか?"高等教育ジャーナル-高等教育と生涯学習-. 11集(印刷中). (2003)
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[Publications] 細川敏幸: "世界の大学にせまるe-Learningの波"物理教育. 50. 317-320 (2002)
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[Publications] 細川敏幸: "e-Learningの大学への導入-授業サポーターとしてのe-Learningの光と影-"物理教育通信. 110. 28-30 (2002)
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[Publications] 小笠原正明: "カリキュラム改革の現在 II部2章:コアカリキュラムの構築"玉川大学出版部(印刷中). 15 (2003)