2002 Fiscal Year Annual Research Report
学社融合時代の「学校のスリム化」を推進するアウトソーシングの可能性に関する研究
Project/Area Number |
13610320
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
佐藤 晴雄 帝京大学, 文学部, 助教授 (00245995)
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Keywords | 学校・地域連携 / アウトソーシング / 地域人財活用 / 学社融合 / 学校のスリム化 |
Research Abstract |
今年度は、学校と地域の連携が活発に推進されている事例を訪問調査するとともに、学校職員に対して学校・地域連携に関する意識調査を試みた。 まず、訪問調査においては、一定期間にわたって連携の取り組みを継続させている場合には「学校のスリム化」を見ることができた。たとえば、学校の放課後対応や土曜日対応については地域ボランティアの活用によって学校教職員の職務が軽減された事例が三鷹市立第四小学校などの取り組みで見られた。なお、訪問調査対象校は、二鷹市立第四小学校、品川区立三木小学校、足立区立五反野小学校、文京区立金富小学校、茅ヶ崎市立緑が浜小学校、福岡市立原小学校、同市立三宅中学校、高松市立三渓小学校などである。 また、学校職員対象の意識調査においては、「学校のスリム化」に対する捉え方には多様性があることがわかった。なかでも、連携において事務職員が活発に動いている事例なども把握することができたところである。連携業務の中でも、特に地域人材の活用に期待する傾向が明らかになった。 なお、本研究の成果の部は、神奈川県教育庁による「地域との協働による学校づくり推進事業」の事例と合わせて、平成14年11月の日本生涯教育学一会研究大会において共同研究として発表している。
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