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2001 Fiscal Year Annual Research Report

1970年代以降の在日韓国・朝鮮人教育研究と実践の体系的研究

Research Project

Project/Area Number 13610328
Research InstitutionPoole Gakuin University

Principal Investigator

中島 智子  プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (80227793)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 権 瞳  プール学院大学, 国際文化学部, 助手 (70288992)
野入 直美  琉球大学, 法文学部, 助教授 (90264465)
Keywords在日韓国・朝鮮人教育 / 実践記録
Research Abstract

本研究は、1970年代以降の在日韓国・朝鮮人教育の研究と実践を3年計画で体系的に跡づけようとするものである。本年度はそのための助走として、研究枠組みの設定と資料収集を目的とした。
本年度の研究成果としては、まず「在日韓国・朝鮮人教育研究会」を立ち上げ、研究分担者3名以外の8名を研究協力者として、合計5回の研究会を持った(うち一回は合宿)。その内容は、メンバーの最新の研究成果の発表とゲスト・スピーカーを招いての勉強会で、これによって全員の関心事の共有と調査の進め方についての検討がおこなわれ、次年度の本格調査の枠組みができた。すなわち、(1)1970年代以降を記述するためにも、それまでを扱った小沢有作氏の研究を再検証すること、その上で新たなパラダイムにもとづき70年代以降を記述すること、(2)70年代以降の実践については、全国レベルのものとして全国在日朝鮮人教育研究協議会の大会に報告された実践報告と、地方レベルでは大阪府在日外国人教育研究協議会と大阪市外国人教育研究協議会の資料を、量的及び質的に分析することとし、予備的な分析をおこなって、今後の分析のためのフォーマットを作った。(3)インタビュー調査については、大がかりな調査は時間的に不可能であるので、(1)(2)の進展に応じて必要なインタビューを適時おこなうこととした。
文献収集としては、全国在日朝鮮人教育研究協議会主催の大会資料は第2回以降をすべて、大阪府在日外国人教育研究協議会の大会資料は第一回から現在までのすべて、大阪市外国人教育研究協議会の資料も1992年以降のものは収集した。また、在日韓国・朝鮮人教育関連の文献リストを作り、必要な文献については購入した。
以上のように、今年度の目的は完全に達成されたことを報告する。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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