2002 Fiscal Year Annual Research Report
合名会社・合資会社・有限会社組織の現状と法規整に関する実証的研究
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13620063
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| Research Institution | Kanto Junior College |
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Principal Investigator |
佐藤 純訟 関東短期大学, 商経科, 助教授 (60258853)
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| Keywords | 小規模会社 / 閉鎖会社 / 有限会社 / 合名会社 / 合資会社 / 有限責任社員 / 無限責任社員 / 会社形態 |
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| Research Abstract |
平成13・14・15年度の3ヶ年にわたる本研究のうち、平成14年度は、論文執筆およびアンケート・聞き取り調査実施のための文献・情報収集とその整理が、主たる作業・活動となった。
具体的研究活動としては、昨年に引き続き、わが国における小規模・閉鎖会社関連の資料・事例の情報収集を行った。ほかに、国税庁が発表している統計情報から、会社標本調査結果(法人数・資本金総額・資本金階級別表等)等によるデータを取得し、その整理・分析にとりかかっている。一点のみ指摘すれば、合名会社・合資会社は減少傾向にあるとみられていたが、平成11年、12年、13年では、むしろ、増加傾向にある。同様に増加している有限会社については、その理由を考えることは容易である一方、前2者に関しては、興味深い現象であり、検討を要する課題を提示されたものと考えられうる。
平成11年9月、東北・関東地域内の酒醸造業者のうち、合名会社・合資会社・有限会社形態に限定して、アンケート調査を実施した。その調査結果については、本研究の参考となった。そこで、後述のごとく、再度、アンケート調査を実施したい。これら企業においては、合名会社・合資会社組織の特徴(社員の責任、運営・管理形態)に対する認識・理解が低いという点が、東京証券取引所上場全企業(1,831社)にアンケート調査を実施(平成10年)したときとは対照的であった(前年度実績報告書同旨)。この点につき、より明確に浮き彫りできるよう、設問の工夫を検討している。
今年度は、最終年度であり、関東短期大学紀要への発表のため、原稿執筆予定である(小規模会社・団体の運営事例を対象)。また、今年度前半は、収集・分類・分析した資料につき検討をくわえるほか、アンケート調査を実施する予定でいる。十数社から聞き取り調査に対する承諾も得ているのでこれも実施したい。
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Research Products
(1 results)
