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2001 Fiscal Year Annual Research Report

米国におけるジョブマッチングの男女差のライフサイクル仮説

Research Project

Project/Area Number 13630047
Research InstitutionOtaru University of Commerce

Principal Investigator

大森 義明  小樽商科大学, 商学部, 助教授 (10272890)

Keywordsジョブマッチ / ジェンダー
Research Abstract

結婚、出産、育児、夫の転職による地域間移動等によるキャリアの中断は、単に女性労働者の人的資本を磨耗させるだけでなく、良質なジョブマッチを喪失させることを通じて、労働所得の喪失をもたらすであろう。予期されるキャリアの中断も、人的資本への投資を控えさせるだけでなく、ジョブマッチングへの投資(転職)をも控えさせるであろう。女性の人的資本投資への本格的な投資とそれに伴う労働所得の急成長は、将来、キャリアの中断がないと予想される時点から始まるという、いわゆる人的資本投資のリバウンド現象については、既存の実証研究(Mincer and Polacheck 1974, Stafford and Sundstrom 1996 等)により、その存在が明らかにされている。同様なリバウンド現象がジョブマッチングへの投資にも存在するか否かを実証的に検証するのが、本研究の目的である。
今年度は、分析データの構築を主として行った。ジョブの持続期間、離職の原因、時間を追って変化し得る婚姻、配偶者の収入、子供の数と年齢、過去のキャリアの中断、居住地の人口等、個人、ジョブ、環境の属性に関する様々なデータベースをNational Longitudinal Survey of Youth(NLSY1979-1994)データから構築した。当初は、1979-1997データを使用する予定であったが、1995年以降、サーベイが2年毎に行われるようになり、データの質が1995年以降、悪化している可能性が高いことが指摘されていることが判明したので、1979-1994データを使用することにした。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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