2002 Fiscal Year Annual Research Report
コンピュータ表示色の見え方における加齢の効果:老人は黄色に見えるのか?
Project/Area Number |
13650048
|
Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
Principal Investigator |
行田 尚義 福岡工業大学, 情報工学部, 教授 (50231494)
|
Keywords | color / vision / optics |
Research Abstract |
本年度は研究2年目にあたり実験用パターンを作成に注力した。 更に、測定装置を完成させ被験者について実験した。 (1)実験用のパターンは輝度の変化が無く、色彩だけが変化するように色彩工学を使った設計方法を開発した。 (2)昨年より準備してきた異色測光の交照法の設備を完成して上記の色の異なるパターン上の色の輝度を測定した。 (3)高齢者を被験者にする場合の肉体的負担を軽減するため印刷した紙上で測定する方法を検討した。 (4)研究の中間的段階であるが輝度の変化が無く、色彩だげが変化する色彩設計方法を外国学会で報告した。本研究に直接関係する報告はOWLS VII(スイスで開催)で行ったが、ICO19(イタリアで開催)にも参加した。
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] 行田尚義, 中川 貴: "欲しい色のR,G,Bを近似式を使って計算でもとめる方法"照明学会誌. 86・8A. 543-547 (2002)
-
[Publications] N.Nameda, et al.: "New measurement method of color visual MTF properties"Preprint : International conference on optics within life science. 63 (2002)
-
[Publications] 行田尚義: "ディスプレイの色彩の設計"福岡工業大学情報技術研究所報. 13. 51-56 (2002)
-
[Publications] 行田尚義, 川野文嗣: "異色側光における交照法の開発"平成14年度電気関係学会九州支部連合会大会論文集. 612 (2002)
-
[Publications] 行田尚義, 坂井和道: "色の設計方法・1"平成14年度電気関係学会九州支部連合会大会論文集. 613 (2002)
-
[Publications] 行田尚義, 大久保隼一: "色の設計方法・2"平成14年度電気関係学会九州支部連合会大会論文集. 614 (2002)