2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13650822
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Research Institution | Kagoshima National College of Technology |
Principal Investigator |
大竹 孝明 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (80128339)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江崎 秀司 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (40185111)
岡林 巧 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (40044630)
前田 滋 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (90041566)
三原 めぐみ 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (40190722)
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Keywords | 竹炭 / 河川 / 水質浄化 / 微生物 / 生物膜法 / 水質汚濁 / COD / SS |
Research Abstract |
本年度(初年度)は、基礎的研究を推進し、以下のような研究成果を得た。 1.河川の環境および挙動特性の調査 鹿児島県内の中小河川を対象とし、出水市浦田川の数箇所の地点で環境および挙動特性を調べた。環境に関しては、各地点のCOD、SS、pHおよびDOを測定し、汚染の状況について検討した。挙動特性については、水量、流量や排水の流入状況を調べ、河川の持つ自浄能力などについて検討した。 2.竹炭のろ過および吸着特性 数種類の大きさに調製した竹炭を用い、人工廃水で有害物質に対するろ過特性および吸着特性を検討し、最適な除去材の調製法を見出した。有害物質としては、CODで代表される有機物、さらにSS、pHおよぴDOなども検討した。 3.竹炭への微生物膜の付着 2で調製した竹炭を用い、活性汚泥槽の汚泥あるいは川底の泥を種汚泥として含む、人工廃水または河川水で馴養し、微生物膜を竹炭に付着させた。この竹炭に人工廃水または河川水を接触させ、有害成分(COD)に対する吸着特性あるいはSS、pHおよびDOの変化を検討し、有害成分(COD)に対する吸着能力を有することを確認した。
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Research Products
(1 results)