2001 Fiscal Year Annual Research Report
シェーグレン症候群の患者血清が認識する新規の転写因子ZP110の構造的機能的解析
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13670446
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
塚田 義人 群馬大学, 医学部, 講師 (60311601)
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Keywords | シェーグレン症候群 / 自己抗体 / 自己免疫疾患 |
Research Abstract |
1. cDNAの適当な断片を蛋白発現用ベクター(pMalc2)にサブクローニングし大腸菌融合蛋白を得てウサギに免疫しウサギ抗体を作成する。この抗体を用いて蛋白質の細胞内局在を検討する。またウェスタンブロッティングにより分子量の確認と、マウス臓器を用いて諸臓器における発現状況を調べる。さらにマウスmRNAを用いたノーザンブロッティングにより同じく諸臓器における発現状況を調べる。 2. Phytohemagglutinin刺激をしたヒトリンパ球から得られた染色体を用いて、トリチウムラベルしたcDNAを用いてin situ hybridizationを行い、このcDNAの染色体上の局在を調べる。 3. 培養哺乳類細胞(HeLa,COS7)にcMycのタグを付けた全長cDNAをベクター(pcDNA3)に組み込み、これをトランスフェクションし一過性に蛋白質の発現を誘導し、蛍光抗体法所見をウサギ抗体によるものと比較検討する。また種々の削除変異cDNAによるトランスフェクションも行い全長cDNAによる蛍光抗体法所見と比較する。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Tsukada Yoshito: "Autoantibody to DNA excision repair enzyme hMYH in a patient with rheumatic disease"Clin Immunol. 99. 291-297 (2001)
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[Publications] Tsukada Yoshito: "Advanced peritonitis and subclinical disseminated intravascular coagulopathy associated with Chlamydia trachomatis infection"Scand J Infec lis. 33. 555-557 (2001)