2002 Fiscal Year Annual Research Report
アドレノメデュリンの臓器保護作用の検討、ノックアウトマウスを用いた検討。
Project/Area Number |
13670693
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
下澤 達雄 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (90231365)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 克敏 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00292863)
安東 克之 東京大学, 保健センター, 講師 (60184313)
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Keywords | 血管拡張物質 / 血圧 / 臓器障害 / インスリン抵抗性 / ノックアウトマウス / 酸化ストレス |
Research Abstract |
アドレノメデュリン、PAMPは共通の遺伝子より産生される降圧ペプチドである。今回我々は発生工学的手法を用いアドレノメデュリン単独ノックアウトを作成し生理作用を検討した。アドレノメデュリンノックアウトマウスは胎生致死であり、ヘテロ接合体を用いて検討した。 本年度は1年齢のヘテロ接合体について検討したところ、やはり酸化ストレスの増大と共に、骨格筋におけるインスリン抵抗性が発症した。このインスリン抵抗性がアドレノメデュリン投与、抗酸化物質投与にて改善することを明らかにし、生活習慣病発症における酸化ストレスとアドレノメデュリンの関係について明らかにした。 また、アンジオテンシンII投与により酸化ストレスを増大させるモデルにおいても、若年齢でインスリン抵抗性が発現することを明らかにした。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Shimosawa T, et al.: "Deficiency of adrenomedullin induces insulin resistance by increasing oxidative stress"Hypertension. (In press).
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[Publications] Shimosawa T et al.: "Organ protective effects of adrenomedullin"Hypertension Res. 26. S109-S112 (2003)