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2004 Fiscal Year Annual Research Report

小児白血病細胞におけるLAT1の発現とそのインヒビターによる増殖抑制効果の解析

Research Project

Project/Area Number 13670836
Research InstitutionKyorin University

Principal Investigator

別所 文雄  杏林大学, 医学部, 教授 (40010285)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金井 好克  杏林大学, 医学部, 教授 (60204533)
吉野 浩  杏林大学, 医学部, 助手 (30333032)
楊 国昌  杏林大学, 医学部, 助教授 (70255389)
Keywords小児白血病 / LAT1 / 4F2hc / アミノ酸トランスポーター / MTTアッセイ / LD50 / 凍結切片 / 造血幹細胞
Research Abstract

白血病細胞株については、ウェスタンブロット法、免疫抗体法のいずれについてもLAT1の発現は認められたが、それが細胞膜に局在していることの確認ができなかった。今後の研究において、その理由の解明を行う必要がある。
細胞株以外にも実際の患者検体においてもその発現がみられているが、検体中の白血病細部にのみ発現しているのか他の血液前駆細胞にも発現しているのかが不明であるため、その中の白血病細胞の割合を算定して推測するか、抗LAT1抗体と白血病細胞に特異的な抗原に対する抗体を用いた2重染色を行う必要がある。白血病細胞に特異的な抗原として、B前駆細胞性白血病の場合TdTを用いることが考えられるが、その実施は今後の課題である。
正常血液前駆細胞にもLAT1が発現しているか否かを知ることは、LAT1インヒビターを臨床応用する上で重要である。このことを知ることは、LAT1の発現をみるばかりでなく、試験管内での造血幹細胞コロニー形成の抑制作用の有無をみることによっても実用的には可能である。そこで、至適濃度のインヒビターを加えた条件でコロニー形成をみるため、まず細胞株についてMTTアッセイによってLD50を求め、至適濃度を決定する実験が今後必要である。
以上、細胞膜への局在の問題解決、正常細胞が混入した試料中の白血病細胞の割合の算定法の確立、LD50の決定の3点が今後の課題として残された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] In vitro drug resistance to imatinib and mutation of ABL gene in childhood Phildelphia chiromosome-positive (Ph+) ALL2005

    • Author(s)
      Kawaguchi H, Bessho F, Yoshino H, et al.
    • Journal Title

      Leukemia & Lymphoma 46・2

      Pages: 273-276

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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