2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13671037
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
康 純 大阪医科大学, 医学部, 助手 (40257853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲田 泰之 大阪医科大学, 医学部, 助手 (10268211)
堺 潤 大阪医科大学, 医学部, 助手 (60309143)
米田 博 大阪医科大学, 医学部, 教授 (30140148)
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Keywords | 非定型精神病 / 関連研究 / マイクロサテライトマーカー / CAリピート |
Research Abstract |
一昨年度、昨年度に引き続き、本学附属病院に入院中もしくは外来通院中の患者に対し、豊田ら(1988)の診断基準に基づいて非定型精神病と診断した患者の中から、研究の内容、目的を説明し同意が得られた30名に対し採血を行い、フェノール法を用いてDNAを抽出した。三年間あわせて合計105名となった。 得られたDNAに対し、ABI PRISM Linkage Mapping Setを用いてその中の17個のDNAマイクロサテライトマーカー(DlS2797、DlS249、DlS2800、DlS234、DlS450、DlS255、DlS2667、DlS2785、DlS2890、DlS484、DlS196、DlS213、DlS2878、DlS206、DlS2836、DlS2726、DlS2842)について解析を行った。つまり17個のマイクロサテライトマーカーを含む部位について、それぞれ特異的な蛍光プライマーを用いてPCR法を用いて増幅し、Genetic Analyzer (ABI PRISM 310)により各対象者のCAリピートの繰り返し配列回数を判定した。 現時点では非定型精神病群(105名)、正常対照群(100名)を対象とし、解析ソフトとして、GenescanとGenotyperを用いて統計学的な判定を施行している。現時点ではいずれのマーカーについても有意差は認めていない。 従ってこの3年間においては新しい知見は見いだせなかった。今後ともさらに症例を集積し、また全染色体領域について解析していく予定である。
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