2001 Fiscal Year Annual Research Report
網膜下新生血管へのアデノウィルスベクターを用いた遺伝子治療の研究
Project/Area Number |
13671820
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
関根 康生 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (80241818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若林 毅俊 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (90302421)
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Keywords | 網膜下新生血管 / 加令性黄斑変性 / Angiopoietin1,2 / PTEN / アデノウィルスベクター / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
・ヒトAngiopoietin1、2やPTENなどの血管成熟、血管増殖関連遺伝子をRT-PCRで作成した。また若林毅俊が新規にcloningしたcDNA部分をTA cloning vecterに組み込み精製した。遺伝子の配列や組み替えの方向をDNA sequencerで確認し、2種類の制限酵素でcDNA部分を切断してアデノウィルス作成shuttle vecterに組みこみ、作成されたshuttle vecterをアデノウィルスベクター遺伝子を含有するpAd-Easy,と共に易相同組み換え性(RecA+)competent E.Coliに同時にelectro-polationし、相同組み換えして形質転換されたクローンのみがカナマイシン含有LB培地で増殖させた。そののちプラスミドベクターを抽出。Linerizeされたpro-virusを293細胞などのパッケージング細胞にトランスフェクションしてアデノウィルスベクターを得た。CsCl超遠心で精製してウィルス粒子を得て力値を測定中である。約6種類程度アデノウィルスベクターを作成する予定であったがまだ、3種類しか作製できず、1年が経過している状況である。
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