2002 Fiscal Year Annual Research Report
トポイソメラーゼ阻害剤-環状ペプチド・トポスタチン誘導体の構造活性相関
Project/Area Number |
13672324
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
大川原 正 熊本大学, 薬学部, 助教授 (60040325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 啓太郎 熊本大学, 薬学部, 助教授 (10154535)
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Keywords | 抗癌剤 / トポイソメラーゼ / 環状デプシペプチド / トポスタチン / 長鎖脂肪酸 / O-スルフォネート |
Research Abstract |
topostatin誘導体について1)側鎖の合成、2)環状デプシペプチドの合成を検討した. 1)側鎖の逆合成 4つの断片に分け、各々を合成し、縮合させる方法を検討した. 2-ノナンとエチルトリエチルホスホノアセテートより、エチル-3-メチル-2-デカノエートとし、ついで、還元、酸化により、アルデヒドを経、ついで、Wittig反応により、側鎖の4,7-ヂメテルテトラデカ-2,4-ジエノールに導いた 2)環状デプシペプチドの合成 逆合成や3つのアミノ酸とβ-ラクトンに分けた.固相法により、FmocSerOButを固定化後、Fmoc-β-ala,ついでFmocSerOBut、さらにβ-ラクトンを作用させ、Serのβ-脱璃後、固相から開裂し、C-末端とO末端の分子内ラクトン化を種々検討した. 3)1),2)で得られた中間体について、トポイソメラーゼ阻害活性を測定した.
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