2003 Fiscal Year Annual Research Report
地域交流型デイケアサービスに対する高齢者の主観的評価
Project/Area Number |
13672480
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Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
森下 安子 高知女子大学, 看護学部, 講師 (10326449)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮上 多加子 高知女子大学, 社会福祉学部, 講師 (90259656)
時長 美希 高知女子大学, 看護学部, 助教授 (00163965)
井上 郁 高知女子大学, 看護学部, 看護 (60176419)
松木 里江 高知女子大学, 看護学部, 助手 (00311928)
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Keywords | 高齢者 / 介護予防 / 閉じこもり予防 / 交流 / 評価 / デイサービス |
Research Abstract |
本研究の目的は、地域サービスの充実や質の向上をはかるために、高齢者の介護予防、閉じこもり予防を目的とした地域交流型デイケアサービスの利用者からの主観的効果を測定する指標を開発することである。さらに、地域交流型サービスの主観的効果を測定することにより効果的効率的な地域交流型ディケアサービスのあり方について検討することである。平成15年度は、洗練化した質問紙を用いてアンケート調査を実施した。今回用いた調査票は、まず地域交流型デイケアサービスの参加者の主観的効果に関する測定指標を検討し、研究者らがパイロット研究にて開発した質問紙について再度文献、専門職、住民リーダー等を対象にインタビューを実施し、その結果より質問項目について洗練化を行った。さらに洗練化した質問紙を用いて、地域交流型ミニディサービス参加者48人を対象に地域交流型ディケアサービス参加者の主観的効果に関する質問紙を使用して無記名式郵送法によるプリテストを実施し、結果から信頼性と妥当性を高めるための項目の洗練化を行ったものである。 今年度は、上記のように洗練化した質問紙を用いて地域交流型ディケアサービスの効果測定を行うとともに対象者の特徴、効果の特徴を明らかにするために、地域交流型ミニディケアサービス利用者に200人を対象にアンケート調査を実施し、利用回数等、効果測定結果別の要因分析を行った。
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