2003 Fiscal Year Annual Research Report
大学病院を拠点とした女性の性と生殖に関する健康支援活動の開発
Project/Area Number |
13672512
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
嶋田 紀膺子 鹿児島大学, 医学部, 教授 (00197328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 尚美 鹿児島大学, 医学部, 講師 (70264463)
下敷領 須美子 鹿児島大学, 医学部, 助教授 (10315418)
藤野 敏則 鹿児島大学, 医学部, 教授 (90165407)
石走 知子 鹿児島大学, 医学部, 助手 (00335051)
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Keywords | 女性入院患者 / 保健師 / 養護教諭 / 性と生殖の問題 / 大学病院の拠点 / 健康支援活動 / 活動体制 / 活動方法 |
Research Abstract |
本年度の研究実績 I.自記式郵送調査の分析・考察 1)健康支援活動の戦略として判明したもの (1)活動の体制 (1)ニーズに応える「相談室」開設を図る組織体制の整備 (2)対応時の緊張緩和を図る性別選択制の導入 (3)迅速・円滑な解決を図る情報提供システムの導入 (4)解決内容の充足を図る専門職種の配置 (2)相談者に対する活動方法 (1)問題に対する接近態度の向上を図る技法習得をめざす演習 (2)問題解決能力の向上を図る系統的プログラムによる講習 (3)相談者自身のセルフケア行動の拡大を図るピアサポートによる研修 (4)ニーズの充足を図る職種別編成による講演 II.「相談室」設置推進の交渉 1)病院内組織として位置づけられたもの (1)部署:独法化後の平成16年4月より統合発足する総合診療センターの相談部内 III.現状(位置)における社会活動 1)地域要請によるもの (1)性教育講演会:いのちの電話ボランティア,小学生を持つ親,訪問看護職者,小学校教員4回 (2)ピアカウンセリング活動:高校生2回 (3)ピア・エデュケーション活動:高校生1回 (4)電話相談:性教育講師紹介依頼 2)学内要請によるもの:女子大学生による無排卵・乳汁分泌・乳房しこり等多数
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