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2002 Fiscal Year Annual Research Report

発育・発達段階に応じた体育授業の構成

Research Project

Project/Area Number 13680029
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

加賀 勝  岡山大学, 教育学部, 助教授 (40185707)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鈴木 久雄  岡山大学, 教育学部, 助教授 (30135967)
高橋 香代  岡山大学, 教育学部, 教授 (60163250)
Keywords発育・発達 / 体育授業 / 骨 / 日常生活活動量 / 体力・運動能力
Research Abstract

骨成長に関する発育急進期にある少年期に、望ましい骨形成を促す運動の量と質の関係を明らかにし、体育授業の構成に関する提案をすることを目的としている。さらに、骨成長に必要な運動の量と質を明らかにする中で、小学校期から中学校期の学校体育授業の果たす役割についても言及する予定である。
平成14年度は、昨年に引き続き小学生および中学生を対象として超音波法による骨脆弱度測定を実施した。測定は、平成14年11月3日、11月9日、12月14日、12月21日、平成15年3月14日に実施した。対象者の総数は68名であった。骨脆弱度測定と同時に乳製品からのカルシウム摂取量、運動量に関する面談調査を実施した。この結果、中学生男子で運動実施状況が過度になると、骨強度の発育過程に遅れを生ずることが明らかとなってきた。
また、小学生を対象として体育授業中にみられる身体に加わる衝撃量を、床反力計により測定した。測定日は平成14年12月3日であり、小学3年生37名及び6年生29名の計66名を対象とした。この結果、小学校の体育授業中に身体に加わる衝撃量は、骨形成を促進するとされる負荷量以上の運動刺激となっていることが明らかとなった。
現在までの蓄積したデータとあわせて、平成14年度は、運動・形態的発育・骨脆弱度の関連について明らかにすることができた。さらに、体力・運動能力の発達に体育授業を含む日常生活活動量が及ぼす影響についてまとめることができた。これらの結果は、2編の研究論文としてまとめるに至った。1編は、スポーツ教育学研究に「中学生スポーツ選手の骨強度と骨折経験」として投稿している(投稿中)。もう1編は、日本小児科学会雑誌に「成長期における日常生活活動量の体力・運動能力に及ぼす影響」として投稿し、平成14年5月発行となった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 加賀 勝: "成長期における日常生活活動量の体力・運動能力に及ぼす影響"日本小児科学会雑誌. 106巻・5号. 655-664 (2002)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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