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2002 Fiscal Year Annual Research Report

老人ホーム内における人の移動行動に関する解析モニタリング

Research Project

Project/Area Number 13680058
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

宮崎 正己  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (90097262)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 寄高 秀洋  早稲田大学, メディアネットワークセンター, 講師
佐藤 健  日本体育大学, 体育学部, 専任講師 (40277794)
関 一誠  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (80063791)
KeywordsRFID、スパイダーシステム / 人の移動行動 / 行動解析モニタリング / 老人ホーム
Research Abstract

本研究では、主として室内におけるひとの行動解析モニタリングシステムについておこなった。
このシステムは、RFIDという無線タグを人が保持してそのIDを個別に認証するものである。
これらは、廊下等にRFIDリーダーがそのIDタグを認証するものである。
研究は、1年目は、実験室内でシステムの稼動についておこなった。プログラムは、ビジュアルベーシック(6.0)で作成した。このRFIDリーダーは、ほぼ5m範囲内でのタグの認証が可能であった。すなわちこのリーダーを人が移動する5m四方に設置せねばならず、1年目は、そのシステムの稼動に研究を費やした。
2年目は、実際の現場である老人ホームにて実験をおこなった。老人が、ホーム内での移動の日常活動として確認ができた。本研究の範囲内では、2台のRFIDリーダーの使用のみであったために、データ取得の範囲が限定されてしまった。すなわち、全員につけることにより個人個人のホーム内移動に関しての把握が可能となった。また、無線ランを利用することによりデータ取得の範囲の拡大が可能である。
本研究から、室内における人の移動行動の解析モニタリングが可能となった。無線ランの併用により広く室内をカバーが可能である。将来的には、GPS携帯との組み合わせにより、室内外での人の行動解析が可能となる。さらにまた、老人ホームなどの入退室へもこのシステムの応用が可能である。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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