2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13680325
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Research Institution | Aomori University |
Principal Investigator |
柿沼 利昭 青森大学, 大学院・(環境科学研究科), 教授 (40224349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 信太郎 消費者教育支援センター, 主任研究員
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Keywords | 環境意識調査 / 消費者教育 / 環境教育指導資料 / 中央環境審議会答申 / その他科目 |
Research Abstract |
平成13年11月に科学研究費補助金申請の承認を受け、小・中・高校の先生を含むワーキンググループを結成し、12月から14年3月にかけて3回の研究会をもった。第1回会合で、本研究の趣旨と消費者教育の意義、意識調査の枠組みとともに、小学校及び中学校における児童生徒の環境・環境問題への意識・スタンスについての報告を検討した。第2回会合では、高校における「その他」科目「環境科学」の実践、BPによるScience Across the Worldの実践、高校公民科における環境学習などについての報告を検討した。第3回会合では、高校家庭科における環境学習及びドイツにおける環境教育の報告とともに、意識調査の第一次素案について検討を行った。 意識調査の素案については、まず、環境教育の趣旨を文部省『環境教育指導資料』及び中央環境審議会答申『これからの環境教育・環境学習』から吟味して今後は持続可能な社会の創造が鍵概念になることを確認し、環境問題の性格について検討を行った。次に、調査事項として環境問題への関心、環境問題への見通し、環境問題の情報源、廃棄物問題への関心・態度、環境保全行動への意識、環境保全活動への参加及び教科の好き嫌いを第一次案として提案し検討を行い、併せて自治体等の実施した環境意識調査を取り上げ意見交換をした。
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