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2001 Fiscal Year Annual Research Report

感情関数と単位化モーションデータによるヴァーチャルアクター演出支援の研究

Research Project

Project/Area Number 13680423
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

稲蔭 正彦  慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (40317318)

Keywordsコンピュータグラフィックス / コンピュータアニメーション / 感性情報処理 / モーションキャプチャ / 信号処理
Research Abstract

今年度の研究では、モーションキャプチャシステムによりキャプチャされた動きデータに対し8種の感情プリミティブ用に設定された関数で変化を加えるソフトウェアの開発及びそのソフトウェアを用いて簡単なデモンストレーション作品を制作した。
制作者はこの手法を用いたツールを使うことにより、複雑な信号処理の知識を持つことなしに、感覚的なスライダ調整によりキャラクタの感情ポーズを設定していくことが可能である。実際のプロダクションワークの中で簡単にキーフレームによって制作したアニメーションやモーションキャプチャによるモーションデータを再利用し、制作の効率化を図る事に役立つことを検証した。
ツールはキャラクタアニメーションの制作環境として最もシェアの多いAliasWavefront社の"Maya"用プラグインとして開発され、実制作用に構築された環境で利用することができる。感情ポーズ設定のアルゴリズムとしては、体幹と両腕の面積を入力とし、3次元立体空間を独自の感情座標空間にマッピングすることにより実装されている。感情空間は、舞台役者のモーションデータを参考に、強度・緊張度・主張度の3軸をもち、人間の重心(本研究では簡易化するため腰骨ジョイントノードに設定)を原点として広がる座標系として設定されている。
学会発表は、2001年度人工知能学会ポスターセッション、2001年NICOGRAPH論文コンテストの2つにおいて採択され、発表を行った。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 東田あすか, 玉山武, 稲蔭正彦: "感情係数による自律型ヴァーチャルアクター演出支援"人工知能学会全国大会(CD-ROM). (2001)

  • [Publications] 東田あすか, 稲蔭正彦: "実制作環境下での感情を基軸にしたモーション編集システムの研究"NICOGRAPH論文コンテスト. 17. 185 (2001)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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