2003 Fiscal Year Annual Research Report
信号識別のための学習機能を有する第2世代ウェーブレットプロセッサの設計理論の構築
Project/Area Number |
13680428
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Research Institution | Yuge National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
葛目 幸一 弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 教授 (80225151)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田房 友典 弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 講師 (20321507)
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Keywords | ウェーブレット変換 / Dyadic / LSI / 信号検出 / 学習機能 |
Research Abstract |
「学習機能を有する第2世代ウェーブレットプロセッサ」に関して、信号検出率の改善をはかるため以下に示す研究を実施した。 (1)これまで本研究で用いたダウンサンプリング型のウェーブレットは、時間(空間)シフトに対してウェーブレ変換係数が異なる、いわゆるシフト不変性を持たないため信号検出率が低下することが判明した。そこで、従来のウェーブレットに替えてDyadic型(非ダウンサンプリング)のウェーブレットを用いてその検出性能に関してコンピュータシミュレーションにより検討した。 その結果、Dyadicg型ウェーブレットを用いることによりデータシフトに対してロバスト性を持ち、検出率の向上をはかることができることを示した。 (2)上記(1)の研究結果をふまえ、Dyadic型のウェーブレットを用いた信号検出プロセッサのアーキテクチャの検討を行なった。Dyadic型のプロセッサは、ダウンサンプリング型のプロセッサに比較してウェーブレットのサポート長、有限語長がハードウェア量、計算量がどの程度影響するかをコンピュータシミュレーションによって明らかにした。
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Research Products
(1 results)