Research Abstract |
6月,全国の医学,リハビリテーション医学専門家及び工学専門家の協力を仰ぐ為,既存研究成果の説明資料を準備,説明し,委員(研究協力者)の委嘱を進めた.受諾した委員及び予定研究協力者からアンケート項目の聞き取りを実施した. 8月,委員会を開き,項目について検討し,内部にアンケート事項研究会を設け,木村哲彦日本医科大学教授を委員長に北里大学長澤弘助教授,東海大学大磯病院神内氏を副委員長に設け,原案を作成した.案から,マーケティング研究に資する質問項目に関し,本学研究協力者牛沢賢二助教授の協力を得て,体系化した.回答者に,回答を動機付ける為,講演集の活用を定め,準備した. アンケート調査案の確定の為,第16回リハ工学カンファランス会場において,事務局の協力を得て,面接による予備調査を3日間実施し,38件の回答を得た.記入に必要な時間を計測した.記入時間は最長で15分であり,適切とした. 10月,確定アンケート調査案を北海道,秋田,岩手,青森,神奈川,滋賀,島根,岡山,大分の各県2000の介護老人保健施設,訪問看護ステーション,特別養護老人ホームを対象に郵送し,462通の回答を得た. 11月,新学問領域構築に向け,社会科学・リハ医学・看護学・福祉介護関係学・運動学,ITの融合を研究した.その結果バイオフィリアリハビリテーション学会の設立が可能になった.非営利業務の普及・社会化の追跡を始め,ソーシャルベンチャーを調査した. 機器及び利用の為の評価に関する共同研究として機器仕様基準研究を,慶應義塾大学,東京電機大学,神奈川県産業技術総合研究所と実施し,タキザワプログラムによる創動運動標準化の可能性を研究した.日常生活行為評価の検討を開始した. 2月,記名回答者に講演集を送付した.ホームページwww.civilnet.org/anke-to上でアンケート用紙を配布し,回答を求めている.告知に前記回答者の協力を得た.「時事通信厚生福祉」で紹介した.
|