2001 Fiscal Year Annual Research Report
若者のコンサマトリー的行動形態の問題からみた生徒指導の課題に関する実証的研究
Project/Area Number |
13710162
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
白松 賢 愛媛大学, 教育学部, 講師 (10299331)
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Keywords | 若者 / フィールドワ一ク / 脱法ドラッグ / コンサマトリー |
Research Abstract |
平成13、14年度の2年間の研究計画で、本年の経過と成果は以下の通りである。 (1)特定の若者集団の質的調査の実施と分析 平成13年7-12月にかけて、ファン・カルチャーに浸っている若者集団のフィールド・ワークを行った。特に脱法ドラッグ使用者集団に着目し、行為のフレームや集団におけるメンバーシップを分析した。その中間報告を日本教育社会学会第53回大会(平成13年10月)で発表した。この研究結果は、本年の愛媛大学教育学部紀要に報告予定である。 (2)生徒対象の量的調査 中学生、2000人弱を対象とし、中学生の価値意識やライフスタイルに関する調査を平成13年12月〜平成14年1月(プリテスト9月)に行い、平成13年1月〜平成14年2月にかけて、データ入力を行った。現在このデータを用い、コンサマトリー的行動形態の生成過程について、分析中である。
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