2001 Fiscal Year Annual Research Report
インプラント上部構造の適合がインプラント周囲骨の吸収に及ぼす影響
Project/Area Number |
13771192
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
玉山 元淳 日本歯科大学, 新潟歯学部, 助手 (40318556)
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Keywords | インプラント / 上部構造 / 荷重 / 組織変化 / 動物実験 / 骨吸収 |
Research Abstract |
上部構造体(ブリッジ)とインプラントアバットメントの適合状態がインプラント周囲骨に及ぼす影響について検討するため、任意に不適合となるワッシャー(厚み100ミクロン)をインプラントアバットメントと上部構造体の内面に介在させ、上部構造体を装着した場合、スクリュー固定によってインプラント体が引き寄せられた時のインプラント周囲骨の状態について3か月後、6か月後と3頭ずつ(2歳)のビーグル犬を用い、計6頭の犬で検討。まず始めに日本歯科大学新潟歯学部実験動物取り扱い指針に準拠し、塩酸ケタミン注射液(筋注用)を筋注、ネンブタールで静脈内麻酔、硫酸アトロピン注射液0.5mgを筋注(唾液抑制のため)を行った後、下顎右側あるいは左側臼歯P1からM1までを2%キシロカインの浸潤麻酔をし、歯肉粘膜、骨膜を剥離、抜歯する(両側)。一週間後抜糸を行う。3か月抜歯治癒後、塩酸ケタミン注射液(筋注用)を筋注、ネンブタールで静脈内麻酔、硫酸アトロピン注射液0.5mgを筋注を行った後、欠損側P1からM2欠損相当部に2%キシロカインの浸潤麻酔。臼歯部からP1相当部まで舌側切開を加え、歯肉粘膜、骨膜を剥離。同部にあらかじめ作製しておいたサージカルガイドプレートをもちいてIMZインプラント埋入手術術式にそって6本のIMZインプラント(直径3.3mm長さ10mm)を6mm間隔で平行に埋入。歯肉粘膜、骨膜を戻し、縫合(左右側を同じように行う)。
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