• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2001 Fiscal Year Annual Research Report

二者択一の条件付確率に基づく自動化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13780177
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

後藤 聡  佐賀大学, 理工学部, 助教授 (20225650)

Keywords意志決定 / 二者択一 / 条件付確率 / 因子選定 / 情報量規範 / 生起確率 / 過検出 / 未検出
Research Abstract

熟練者の今迄の経験や勘といった,明確には定量化されていない根拠に基づいて,二者択一の意志決定がなされている意志決定を自動化するために,熟練者が過去に意志決定を行ったデータベースに基づいて,将来の意志決定を自動化する.その手法は,Goの判断を下す条件付確率を求め,その条件付確率がある閾値を越えた場合にGoと意志決定する手法を提案している.提案した意志決定法で鍵となるのは,ヒトが何に基づいて判断を行ったかという点である.これは,提案法においては,条件付確率の因子(確率変数)となって現れる.意志決定の精度は,如何に適切に因子を選択するかに依存する.GoとNogoの条件付確率密度関数が離れるような因子を選定することにより,意志決定の精度を向上させることができるが,その確率密度関数の離れ具合を定量的に判断するための評価規範が必要となる.
本研究では,因子選定に必要となる確率密度関数の距離を測るための評価規範を提案した.因子選定の本質は,Goの分布とNogoの分布が出来るだけ離れるような因子を求めることにある.GoとNogoの条件付確率密度関数f(y|1)とf(y|0)の距離をそのまま評価するのではなく,GoとNogoの重み付き条件付確率密度関数Pf(y|1)と(1-P)f(y|0)の距離を評価する規範を求めた.さらに,因子選定評価規範の性質の把握、評価規範と過検出率,未検出率との関係の導出,因子選定アルゴリズムの導出,計算機シミュレーションによる評価検証を行った.

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 後藤聡, 中村政俊: "条件付確率オンオフ意志決定における評価規範の定義と特性"第20回計測自動制御学会九州支部学術講演会予稿集. 233-236 (2001)

  • [Publications] Satoru GOTO, Masatoshi NAKAMURA: "Information Criterion for Discriminating Two Events with Different Occurrence Probability"2002 IEEE International Symposium on Information Theory. (発表予定). (2002)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi