2001 Fiscal Year Annual Research Report
時間軸を考慮した知的情報アクセス技術の獲得に関する研究
Project/Area Number |
13780263
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | Kitami Institute of Technology |
Principal Investigator |
後藤 文太朗 北見工業大学, 工学部, 講師 (20250540)
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Keywords | 情報統合 / グループウェア / 学習 / 時間 / 知識メディア / WWW / ヒューマン・コンピュータ・インタラクション / Java |
Research Abstract |
SPIRALはインターネット上における知的情報統合のためのサブシステムであり、WWWのシームレスな利用環境である。SPIRALでは、ユーザが訪れたWebページをすべてデータベースに保存する。SPIRALシステムにより与えられたメニューを用いることで、現在見ているページあるいは見られなくなってしまったページの過去の時点での内容がデータベース中に保存されていれば,それにアクセスすることが可能となっていた。 一方,SPIRALには、C4.5を用いた学習モジュールの統合が行われており,SPIRALデータベース中に格納された同一URLを持つコンテンツを時間的にまとめて一つの訓練事例とすることが可能な機構の実装も行われてきていた。 本研究では,学習モジュールを用いて、データベース中に蓄えられたアクセス履歴から,それらの時間的変化を考慮した知的情報アクセス技術の獲得を行うため,SPIRALシステムの学習に関連したモジュールに関して,プログラミング言語 Javaによるシステムの再設計及び再実装を行った。既存のSPIRALシステムでは、実装言語としてPrologを主に使ってきていたが,これをJavaへと変更することでパフォーマンスの改善、データベースシステムの改善が行えた。これにより、時間変化を考慮した知的情報アクセス技術の獲得に関して,小規模実験程度にしか対応できなかったSPIRALシステムのプロトタイプから,中・大規模実験に対応できるプロトタイプシステムとすることができた。 今後,新たなSPIRALシステムを用いて,時間変化を考慮した知的情報アクセス技術の獲得に関して、データの収集を行い,中・大規模実験を行い,評価・検討を行っていく。
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Research Products
(1 results)