2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13837036
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Research Institution | Kyoto Bunkyo University |
Principal Investigator |
西川 祐子 京都文教大学, 人間学部, 教授 (50183538)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鵜飼 正樹 京都文教大学, 人間学部, 助教授 (70192507)
杉本 星子 京都文教大学, 人間学部, 教授 (70298743)
遠藤 央 京都文教大学, 人間学部, 教授 (10211781)
篠原 聡子 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (20307987)
森 正美 京都文教大学, 人間学部, 助教授 (00298746)
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Keywords | ニュータウン / ジェンダー / 階層分離 / 少子高齢化 / ネットワーク / 公領域 / 私領域 / 共用空間 / 都市計画 |
Research Abstract |
平成15年度は、1)個別調査研究の継続、2)公開シンポジウム、3)報告書の取りまとめ、4)データベースの補足をおこなった。第一回研究会では、個別研究をふまえた報告書の目次案を検討し、公開シンポジウムの全体計画をたてた。第二回研究会では、11月の公開シンポジウムと報告書の内容を検討した。 11月29日〜30日に、本共同研究と京都文教大学人間学研究所と宇治市男女共同参画支援センターとの共催で宇治市・市民交流プラザ「ゆめりあ うじ」において、シンポジウ『集まって暮らす-ジェンダーをひらこう』を開催した。そのなかで、篠原が「赤羽団地建替えと住民たち」、森が「子育てネットワークの今昔」を報告し、全体を総括を西川が、総合司会を杉本がおこなった。 今年度、個別研究では、西川、杉本、森、鵜飼は、向島ニュータウン、槙島グリーンタウンで聞き取り調査を継続し、コミュニティ・センター、ニュータウン内の小学校、中学校、京都市役所、宇治市役所、京都市住宅供給会社などで調査と資料収集を実施した。また、西川は、高蔵寺ニュータウンで『タウンニュース』のバックナンバーを通読し、タウン誌を20年にわたって編集した林明代氏にたいする聞き取り調査を行った。遠藤はマレーシアで、森、篠原はフィリピンで、杉本はインド、モーリシャス、レユニオンで、西川は、フランスおよびドイツでニュータウンの資料収集と調査を行い、国際比較研究の基盤をかためた。 第三回研究会を2月23-24日に実施し、報告書編集最終打ち合わせをおこない、その後成果報告書をまとめた。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 西川祐子: "ポスト近代家族とニュータウンの現在"思想. 955号. 237-260 (2003)
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[Publications] 篠原 聡子: "Superar kinuta(作品)"新建築. 4月号. 183-187 (2003)
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[Publications] 篠原 聡子: "Rete tamaplaza(作品)"新建築. 4月号. 88-191 (2003)
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[Publications] 篠原 聡子: "集住にみる新しい現実-フィールドワークから学ぶこと-"新建築. 4月号. 192-193 (2003)
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[Publications] 篠原 聡子: "シンクロする人と建築の高齢期"建築雑誌. 8月号. 20-21 (2003)
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[Publications] 篠原 聡子: "欠損住居のすすめ"新建築住宅特集. 1月号. 72-75 (2004)
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[Publications] 篠原聡子, 大橋寿美子他編著: "時間の中の住まい"彰国社. 216 (2003)