2001 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀アジア・太平洋地域における天文学研究の動向
Project/Area Number |
13894007
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
池内 了 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (90025461)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福島 登志夫 国立天文台, 広報センター, 教授 (70231735)
岡村 定矩 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20114423)
海部 宣男 国立天文台, 台長 (50011630)
加藤 万里子 慶応大学, 理工学部, 助教授 (50185873)
松田 卓也 神戸大学, 理学部, 教授 (20026206)
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Keywords | 国際天文学連合 / アジア・太平洋地域 / 天文学研究 / 天文教育 / 国際共同研究 / 大型観測装置 |
Research Abstract |
アジア・太平洋地域の天文学研究者が、最新の研究成果の発表、共同研究や国際交流の推進、若手研究者の育成、天文学の普及と教育など、天文学のさまざまな側面を交流し合うことを目的にして、国際天文学連合(IAU)アジア・太平洋地域集会を3年ごとに開催してきた。本課題研究は、2002年7月に東京で開催される第8回の地域集会の企画・準備のためのもので、まず15カ国の代表から成る科学組織委員会(SOC)を構成し、全体会議・分科会を含めた研究発表のセッションの課題の決定、アジア・太平洋地域の国際交流のありかたやネットワークの作りを議論するビジネス・セッションの企画を決定した。並行して、現地組織委員会(LOC)を8名の若手研究者で構成して、会場の決定、サーキュラーの発行、予稿集・報告集の作成手順、参加登録、予算の見積もり、財団等への応募など、集会に関わる諸々の作業を進めてきた。現在までに、ポスターやチラシによる会議の広報を行い、2回サーキュラーを発行して準備状況や会議の詳細を知らせ、WEBページを立ち上げて3月末を締切とする参加登録と口頭発表の受付を開始しており、集会の準備は着々と進んでいる。また、より多くの参加者を募るため、ポスター発表は5月末まで受け付けることにしている。さらに、集会の後にサテライト・ミーティングを企画し、コンピュータ・シミュレーション手法・大型装置計画・太陽系天体・宇宙空間の利用など、集会で採りあげられていない課題についての会議も準備している。
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