2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13895015
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
草壁 克己 九州大学, 工学研究院, 助教授 (30153274)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辰巳 敬 横浜国立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30101108)
京谷 隆 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教授 (90153238)
岩本 正和 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10108342)
増田 隆夫 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20165715)
都留 稔了 広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20201642)
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Keywords | 多孔質材料 / ナノ空間 / ゼオライト / 規則性空間 / 多孔質膜 / 触媒 / 細孔 / 機能化 |
Research Abstract |
本企画調査では、ナノ空間材料の動的分子挙動の解明、ナノ空間物質の構造と機能の相関、およびナノ空間材料の機能展開について調査を行い、ナノ空間材料設計に必要な課題を抽出・整理し、共同研究実施体制を確立することを目的として活動を行った。本年度は各研究者間でインターネットによる情報交換の他に3回の研究会を開催し、本企画調査の成果および特定領域研究の研究領域へ発展させる必要性について協議した。研究調査の結果、ナノ空間材料は欧米のナノテクノロジー研究においても中核をしめており、わが国でも研究の加速が必要であるとの結論に達した。また、研究調査の成果を公開するために、平成13年9月11日には「ナノ空間領域におけるダイナミクス」(東大、参加者30名)同年11月17日には「ナノ・マイクロ空間化学」(福岡、参加者100名)平成14年2月5日には「規則性ナノ空間化学の挑戦」(東工大、参加者70名)としてシンポジウムおよび講演会を行った。ナノ空間材料への期待が大きく、各会場では熱心な質疑応答がなされた。 特定領域研究の申請については、機能性多孔質材料に関して、鳥取大学、丹羽教授を代表とする基盤研究C企画調査「ミクロ・メゾ多孔性結晶内における新反応場の構築」が採択され、ナノ空間物質の合成、新現象の発見に関する調査を行っていたので、本企画調査と協議した結果、両研究会が融合して、特定領域研究「規則性ナノ空間の化学」(申請代表者、東工大、岩本正和教授)を申請することとなった。
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