2014 Fiscal Year Annual Research Report
精神障害者のホームレス化の予防とホームレスからの脱却に向けた支援プログラムの開発
Project/Area Number |
13F03201
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
竹島 正 (独)国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所精神保健計画研究部, 部長
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ZHAO. X.M (独)国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所精神保健計画研究部, 外国人特別研究員
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Keywords | 精神障害者 / ホームレス支援 / 脱施設化 / 精神障害のあるホームレス / 地域精神保健医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、日本の精神保健医療福祉政策は、従来の入院中心の精神医療から地域生活を支えるための地域精神保健医療へと転換しているところである。このような地域精神保健医療の充実は国際的な方向であるが、欧米の脱施設化で経験されているように、地域で生活する精神障害者に十分な支援が届かない場合、精神障害者がホームレス状態となる可能性がある。実際、精神障害者の地域ケアを政策課題として掲げている東アジアの日本、中国、韓国においても精神疾患を持つホームレスの存在が確認され、克服すべき社会問題として注目されつつある。このような背景をもとに、本研究では日本、中国、韓国で行われているホームレス支援の現地調査を踏まえて、精神障害のある人のホームレス化の予防とホームレス状態からの脱却に向けた支援プログラムを開発することを目的とした。 本年度は、精神障害のあるホームレス等生活困窮者の支援を行っている支援機関を対象に現地調査を実施する予定であったが、「出産・育児に係る採用期間中断」のため、現地調査の実施は、「出産・育児に係る採用期間再開」後に行うこととした。上述の理由により、本年度は現地調査は実施せず、関連研究の情報収集、および現地調査実施機関の選定と調査協力の依頼など「出産・育児に係る採用期間再開」後に向けた準備作業を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題は、平成26年度が最終年度でまた、「出産・育児に係る採用期間中断」のため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題は、平成26年度が最終年度でまた、「出産・育児に係る採用期間中断」のため、記入しない。
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