2014 Fiscal Year Annual Research Report
肥満者の運動リハビリツールとしての新世代アクティブテレビゲームの利用
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13F03214
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Research Institution | National Institute of Health and Nutrition |
Principal Investigator |
宮地 元彦 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 部長 (60229870)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TRIPETTE Julien 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進研究部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 身体活動 / アクティブビデオゲーム / 健康増進 |
Outline of Annual Research Achievements |
<研究の背景> Tripette博士は、多くの子どもや大人が夢中になっているテレビゲームの使用が私達の身体に及ぼす影響について研究した。 <研究の方法> 2年間の研究期間に2つの研究を実施した。1)新型アクティブビデオビゲーム実施中のエネルギー消費量(メッツ値)定量に関する研究と2)アクティブビデオゲームの減量効果に関する研究である。1)では、30歳から50歳までの成人16名を研究参加者とし、ヒューマンカロリメーターを使用して、新型テレビゲーム(Wii Fit U)に新しく搭載されるゲーム実施中のエネルギー消費量をゲーム毎に定量した。2)では、20歳から64歳までの成人計53名を研究参加者とした、6週間の減量を目的うとした無作為割付介入研究を実施した。 <研究実施の状況とその成果> 1)Wii Fit Uの新しい18種目のゲームのメッツ値は、最も低いフラの2.2メッツから最も高いヒップホップの4.7メッツまでの範囲に分布した。18種目中7種目が低強度に、11種目が中強度に分類された。2)体重、腹囲、腰囲の減少量がWii Fit Plusを使用した介入群において対照群よりも有意に大きく、体重正味1.7kgの減少、腹囲正味1.8cmの減少が得られた。 <まとめ> アクティブビデオゲームの使用は低強度~中強度の身体活動を伴い、習慣的な使用により減量効果が期待できることが示唆された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)